さむー
ここ最近まぢ寒い(ノД`)昨日とか朝起きたら雪が10センチくらい積もっててびびったわ。今年はほんまに雪がよう降りますわーそう言えば秋に「今年カメムシ多いんですよ( ̄ー ̄)ニヤリ」って美山のおっちゃん言ってたな。カメムシ大発生の年は雪も多いって、昔東北へ添乗に行った時に教えてもらってん。
ってまぁ、美山とこっちは同じ京都でもだいぶ気候違うけどさw
えっと、こないだ図書館で借りてきて読んだ本2冊。
![王国―その1 アンドロメダ・ハイツ― 王国―その1 アンドロメダ・ハイツ―](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41A0NSEJCWL._SL160_.jpg)
- 作者: よしもとばなな
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/08/22
- メディア: 単行本
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![明日の記憶 (光文社文庫) 明日の記憶 (光文社文庫)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/510FhY6HUJL._SL160_.jpg)
- 作者: 荻原浩
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/11/08
- メディア: 文庫
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「明日の記憶」は、荻原浩好きやし映画も興味あったし本買いたかったんやけど、文庫版の表紙が映画の一場面ってのがイヤでなかなか買えなかったの。今はこんなキレイな表紙の文庫が出てるのねーこれなら迷わず買ったのに。
ちょこっと感想。
“王国”の方は全体的に優しくユルイ時間が流れてる感じ。読みやすいし結構こういう雰囲気は好きやけど、ひねくれてるもんでちょっと途中物足りなく感じることも。でも、ミステリーとか重く暗い本ばっかり読んでると疲れるし、癒し系ですな。“その1”ってことでシリーズみたいなので、今度他のも借りるつもり。
“明日の記憶”。これはもう一言「切ない」。本読む前にTVでやってた映画を観てボロボロ泣いた。かなり原作に忠実な映画やったのね。若年性アルツハイマーに罹ってしまった男性とその家族や周りの人達とのお話。本の中で奥さんの「ドラマみたいな事言わないで。こっちには最終回なんてないんだから」みたいな台詞があるんやけど、ほんまそうよね。本や映画はラストシーンで終わるけど、現実の話やとそこで終わりなわけじゃない。
病気とか自然の脅威の前では人間はほんとに無力。自分の力ではどう頑張っても太刀打ちできないものが目の前に立ち塞がった時、ただただ絶望するんじゃなくて少しでも前に進もうとするなんて私にできるかな。絶対にゴールに辿り着けないってわかってても歩き続ける事ができるやろうか。