読書

約束

図書館で借りたうちの1冊。普段自分で本を買うときは短編集って選ばないんだよね。意味のないこだわり(あれ？でもIWGPも短編集になるのかしら…;)。でも石田衣良は好きやしこの装丁も好きやし泣ける話も好きーってことで要は読みたかったのだよ(ﾉ∀｀)
これは７つの短編集ですべて｢喪失から自分の人生への回帰｣がテーマ。
うん、あのね、この本電車とか公共の場で読んじゃダメね。いつも通勤と帰宅の電車の中で読むんやけど、気抜くと号泣しそうになって大変でした。私は７話のうち４話で泣きましたよ。最初の３話と最後の１話。７話とも、テーマがテーマだけに結構ベタな泣かせる話なんやけど最後はすべて希望を見出せるいわばハッピーエンド。だからこそ、予想通りのラストやったりするけど、素直に感動したい時とかに読むといいと思う。軽め(単純)な本を読みたい時とか。私はこういう話好き。あ、暗い話も好きやけど(￣∀￣;)
タイトルにもなってる｢約束｣と｢天国のベル｣はちょっとファンタジー入ってるけど好きな話でした。最後の｢ハートストーン｣は一番泣けたかも。