読書

新風館ツリー

写真は新風館の入口に飾られてたツリー。同じのが2つ並んでて可愛かった(*´▽`*)そろそろクリスマスのデコレーションが始まる季節なのねー。

この前図書館で借りてきた中の1冊。読み終わりました。
ここ最近、本屋で欲しい本を見つけるたびに「いやいや、図書館で借りたらええねん」と思って買うのを我慢してたんやけど(貧乏ってツライ;)いざ、休みの日になるとその事忘れて図書館に行きそびれるんだよねーチャリで行けるくらいの近所に市立図書館あるんやけどさ。
で、ようやく行ってきました。しかもいざ行くと、何読みたかったんやっけー?って思い出せなくて、適当に好きな作家さんの本を3冊ほど借りてみました。
貫井徳郎は確か友達に借りてデビュー作の『慟哭』を初めて読んで「うぉっっΣ(゚Д゚*)!!」ってなって、そのあと『プリズム』を読んで以来です。この際やから古い作品から順番に読むぞーと思って2作目を借りてみたにょ。
以下感想(多分ネタバレあります)
慟哭を読んでたからなのか、単に私がそういう話が好きやからなのか、終盤のドンデン返し(っていう程でもなかったかなー)は予想通りでした。わかりやすいヒントが随所に散りばめられてたし。そしてラストは結構あっさり終わっちゃったな…って感じ。最後の方で死ななくてもいい人(死んでほしくない人)が死んでしまう所ではやり切れなさで泣きそうになったけど。あれはやっぱり巻き込んだ主人公が浅はかやったとしか思えない。それだけ切羽詰ってたって事なんやろうけど、それにしてもああいう最悪の結果も予想できたと思うんだよね。
バラバラやったピースが次々と繋がって謎が解けていくのは面白かったけど、最後の最後でやっぱりちょっと納得いかない!って感じかな。結果的に主人公を巻き込んでしまった人の心情に。それ以外にも道はあったやろうに…と思ってしまう。